simaneoukasouのブログ

小学生のゆきちゃんのお友達の犬達
こじろう、はな、ビッツ、ふーちゃん
の日々の物語

続 3月25日 日本犬保存会島根支部展

 皆様方のお蔭で天気は快晴、風が強く大変でしたが、何とか無事に終了致しました。
一つの展覧会にどれだけのエネルギーがいるか、又様々の方の尽力がいるか語りつくせませんが、とにかく大変です。それだけ疲れがどっと出ます。
今回は、地元からの本部賞犬の選出はありませんでした。
昔からよく言われる言葉にこれだけ苦労してもおいしいところは全て県外の犬に持って行かれてしまう。何の為にやっているのかわからないという話です。
しかし当日の本部賞犬は、やはり一人一人の今後の犬作りに参考になりこそすれ
(自家の太郎と花子の繁殖のみでは進歩無し)決してマイナスにはならないはずです。
結審する前に自分の心に響いた犬が出陳されていたならその犬がどの位置で結審を終えるか見届け又、他展の審査位置と比較して審査員が置く位置で逆に犬より審査員の鑑識眼を見れたりもします。欠歯だらけだった柴犬が、作出の過程で余り歯の心配のいらない今の柴犬の現状を見る限り一歩ずつ前へ進んではいます。但し今の現状評価は、10年先で無いと結果が確認出来ないのも悲しい処ではありますが。


福姫【高徳荘)思い出の犬です。津山市の故沢井氏の作出犬で当時の大臣賞犬琴美とよく比較をされました。長野支部展日保本部賞を始め8本 本部賞獲得、本部展(全国展)成犬四大賞を受賞しました。立ったら動きません。置物と言われました。天光との娘が準最高賞を受賞してます。琴美同様福姫も欠歯がありました。首輪の位置が下にあるのがわかりますでしょうか?古い日保誌にこの犬をサンプルとして良い立たせ方と画像が記されています。多くの事をこの犬から学ばせてもらいました。